「書く、話す」といえば、この7冊をこの順番で読みましょう。
高松智史が選ぶ「本当に」成長したい人のための本
『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』の著者高松智史が選ぶ「書く力、話す力」を鍛える本とは?
はじめに
読書は「順番」だ!
読書好きでもあり、元BCGのコンサルタントでもあり、今は本を書いている立場でもあり、「考えるエンジン講座」代表でもある高松が
~と言えば、この7冊をこの順番で読んでみませんか?
ってことで、鍛えたい!成長したい!をテーマ別に、丁寧に読む順番までご紹介しちゃいます。
今回のテーマは「書く、話す」
「書く力、話す力」を鍛える本といえば、この7冊をこの順番で読みましょう。
「考える力」と密接な関係にあるのが「言語力」ですから、それを磨くのは「考える力」を磨く上でもプラクティカルですよね。ってことで、至極の7冊をお届けします。
01: 伝わる・揺さぶる! 文章を書く
もちろん、ご存じ、天才「山田ズーニー」さんの本でございます。
思考力と言語力の関係を見事に描いた最高の1冊。僕も小学生の時から「国語、感想文」が苦手だったけど、本を書けるようになったことからも言えるのは、文章を書くというのは完全に「スキル」。この1冊から始めようぜ。
02: マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ
書く為にも話すためにも今ではビジネスでも欠かせなくなっているのが「ストーリー」。
そのストーリーの作り方を見事に書いてくださったのが天才「さそうあきら」さんの本でございます。僕の大好きな漫画「マエストロ」の漫画家さんが「ストーリー」などを科学してくださりました。もうね、感謝しかない。
03: LOVE理論
「誰の文章が好きですか?」と聞かれたら、即答します「水野敬愛さんです」と。
もちろん、「夢をかなえるゾウ」の作者でもおられますが、やっぱ、水野さんの才能があふれ出している作品はこの「LOVE理論」でしょ。魅力的な文章の書き方、学べます。
04: 心を動かす話し方
ここまでの3冊で「書く」楽しさを知っていただいたところで、BCGの生んだ天才「堀紘一」さんの本で、ビジネスとしての「話す」を学んでしまいましょう。
BCGのエレベータで一度、ばったりお見掛けしたとき、オーラが凄すぎて、話しかけられませんでした。
05: 超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術
『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』でも「箇条書きVS感想文」という話を書きましたが、本当にボクは箇条書きを愛しております。そんな思いを同じなのかな?と思うのが「ATカーニー」な「杉野幹人」さんの本でございます。
06: アイデアのちから
洋書を日本語訳の本ってあんまり好きじゃないけど、これは好き。大好き。
題名は「アイデアのちから」ですが、どちらかというと、「パンチのあるストーリーラインの作り方」「刺さる伝え方」の方向性の内容でございます。厚いので、6冊目くらいが丁度いいのよね。
07: 三行で撃つ
どんなに「ChatGPT」が隆盛しようとも、僕ら「物書き」は廃れない、本物だけは生き残れるぞ!って、励ましてくれる本。これほどまでに「文章に真正面から取り組んだ人」はいない、あえていえば、他には「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」を書いた「古賀史健」さん位だと思っています。もし、8冊目が許すなら、この本です。
ご紹介したAmazonのレコメンドにも出てこない「人生すらも変える」本がみなさんの人生の良きパートナーになりますように。
これを書いた人。高松智史とは?
BCGに8年間在籍後、教育カンパニー「KANATA」を設立。「考えるエンジン講座」代表。著書「コンサルが『最初の3年間』で学ぶコト」は10万部突破、「フェルミ推定の技術」はシリーズ合計7万部。YouTube「考えるエンジンちゃんねる」 も運営する。